みかんのことがよく分かる!みかん辞典

春光柑

読み方 シュンコウカン

概要(分類・生い立ち・産地など)

柑橘類の一種で、文旦類の交雑実生と推定される。

明治40年ごろ、三重県熊野市の湊谷蔵氏が新宮市の苗木屋から購入した温州みかんの苗木に混入していたものが広まったといわれている。
名前は和歌山県新宮市出身の作家佐藤春夫が命名。

解説

栽培量が極めて少なく、市場にほとんど出回らない。主に和歌山県・三重県で東紀州と呼ばれる地域で栽培されている。比較的昔からある柑橘であるが、暖かい時期に食べる柑橘が少なかった頃、晩柑類の一つとして栽培されていたが、最近は品種も増えてきたため栽培が減っているのではないだろうが。
この春光柑と清見を掛け合わせて「みえ紀南4号」という品種ができている。

特徴

大きさ・形 夏みかんより少し小さい。外観はでこぼこが目立つ
重さ 300~400g
表面の色 薄く緑かかった黄色
平均糖度 12度前後
 酸味はなくすっきりした甘さ。柑橘の爽やかな香りも特徴。種子が多い
収穫時期 4月~6月
食べ方 外皮が1㎝ほどの厚みがあり少しむきにくい。中のふくろ(じょうのう)も少し固いので、果肉だけを取り出して食べる。
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