みかんのことがよく分かる!みかん辞典

シークヮーサー


概要(分類・生い立ち・産地など)

柑橘類の一種で、沖縄の特産として有名な高酸柑橘の総称。
「シークワーサー」「シークアーサー」「シイクワシャー」など様々な表記がある。和名では平実檸檬(ヒラミレモン)
琉球諸島および台湾に自生しており、古くから食用として利用されてきた。

産地
沖縄県(99%)
鹿児島県(1%)
栽培面積 378ha
出荷量 1416t
(農林水産省 平成24年産特産果樹生産動態等調査)

解説

主に沖縄県の大宜味村、名護市などで生産されている。変異種が多数あり、産地によって名称も異なるため、非常にたくさんの種類がある。

「シー」は「酸っぱい」、「クワーサー」は「食べさせる」を意味する。特産品の芭蕉布を作る過程で、固い生地をシークヮーサーを加えて柔らかくするのに使われていたことに由来する。

熟したものはクガニーと呼ばれることもあるが、クガニーは
シークヮーサーを改良したも。熟すと外皮が黄金になる。沖縄の方言で黄金はクガニーのためそう名付けられた。

大宜味クガニ―
  最も多く栽培されている品種。生食用としても美味しい。
勝山クガニ―
  名護市屋部で栽培されている品種。果皮が荒く、生食用には向かない。
カーアチー
  「果皮が厚い」という意味で、香りがよく、生食用としても美味しい。
伊豆味クガニ―
  ンンジャクガニとも呼ばれ、独特の苦みがある。
仲本シードレス
  唯一、品種登録されている種無しの品種。

特徴

大きさ・形 3~4㎝前後の扁平球
重さ 25~60g
表面の色 夏ごろは緑色で「青切り」と呼ばれる、冬になると次第に黄色くなる
 酸味のなかに適度な甘みもあり、さわやかな香りがする
収穫時期 収穫期は7~1月であるが、ジュース用には10月以降が適している
食べ方 料理のアクセントやジュースとして利用される。主に収穫時期により糖度に変化があるので、以下のような用途に分かれる。
夏…酢の物、秋…ジュース、冬…生食
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