みかんのことがよく分かる!みかん辞典

文旦

読み方 ブンタン

概要(分類・生い立ち・産地など)

柑橘の一種。ボンタンとも呼ばれる。和名はザボンと言われているが、品種としては異なる。
原産地はインド東部・中国・台湾など。日本には江戸時代初期ごろ鹿児島県に伝わった。以前はジャボンと呼ばれていた。
品種は土佐文旦、ハウス文旦、水晶文旦などが有名。

産地
高知県(93%)
鹿児島県(3%)
愛媛県(3%)
栽培面積 493ha
出荷量 10637t
(農林水産省 平成24年特産果樹生産動態等調査)

解説

高知県の特産品で、主要産地である土佐地方では、土佐文旦と水晶文旦が栽培されている。ハウス栽培もされていて、以下のように収穫される。
9月~11月 水晶文旦(ハウス栽培)
10月~12月 ハウス文旦
12月~1月 土佐文旦(収穫後追熟させる)
ハウス文旦は特に甘みが強い。ハウス文旦に対して、露地栽培のものを、露地文旦など呼ばれることもある。
露地栽培の土佐文旦は、木の近くにむろを作りそこで1~2ヶ月ほど追熟させる。
日持ちがいいので贈答用としても用いられる。

土佐文旦は、法元文旦や改良文旦などとも呼ばれる。鹿児島県清水町の医師の法元氏の庭に植えられていたため。鹿児島県から高知県に伝えられたと言われている。
土佐市宮ノ内は土佐文旦発祥の地といわれている。
高知市で行われる「土佐のおきゃく」というイベントの一つに「土佐・ぶんたん祭り」が開催されていて、土佐文旦の試食・販売がされている。2015年度は3月8日に開催された。

特徴

重さ 500gから1kgを超すものまでさまざま
表面の色 黄色
平均糖度 10~12度
 香りがよく、爽やかなな味。ほろ苦くさっぱりしている
収穫時期 収穫時期は品種により異なるが、9月から1月頃まで続き、出荷は5月くらいまで
食べ方 皮が厚いので、ナイフで切り込みをいれてむいて、果肉のみを取り出して食べる。比較的種が多い。
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