みかんのことがよく分かる!みかん辞典

河内晩柑

読み方 カワチバンカン 

概要(分類・生い立ち・産地など)

サボンの一種。
別名として、美生柑(みしょうかん)、宇和ゴールド(うわゴールド)、愛南ゴールド(あいなんゴールド)、愛南柑(あいなんかん)、天草晩柑(あまくさばんかん)、ジューシーオレンジ、灘オレンジ(ナダオレンジ)、夏文旦(なつぶんたん)など呼ばれる。

大正時代に熊本県河内町で文旦の枝変わりとして発見された。発祥の地である「河内」と、遅い時期に収穫される柑橘の総称である「晩柑」を 組み合わせて「河内晩柑」と名付けられた。
 現在は主に愛媛県と熊本県で栽培されているが、各産地が独自ブランド名をつけ、多くの名称で呼ばれるようになった。

産地
愛媛県(68%)
熊本県(30%)
栽培面積 442ha
出荷量 8150t
(農林水産省 平成24年産特産果樹生産動態等調査)

解説

見た目がグレープフルーツに似ているため、「和風グレープフルーツ」「和製グレープフルーツ」など呼ばれるが、グレープフルーツのような苦味はない。

河内晩柑の栽培は、木成りで冬を越す必要がある。そのため栽培できる地域が、冬でも気温があまり下がらす霜がおりないところと限られている。木成りする時期がとても長く、収穫期間が長い。

JT飲料より、「河内晩柑しぼりスパークリング」という炭酸飲料が2014年に発売された。
東京の日暮里にあるひみつ堂という人気のかき氷店には「河内晩柑」のかき氷がある。
三鷹の森ジブリ美術館のカフェ「麦わらぼうし」ではテイクアウトメニューに、森のソフトクリーム「かわちばんかん(河内晩柑)」が期間限定である。(2015年3月現在)

特徴

大きさ・形 やや大きめで縦長。見た目グレープフルーツに似ている。味は似ていない。
重さ 350g前後
表面の色 黄色
平均糖度 11~12度
 果汁が多く、酸味の少ないさっぱりとした甘味が特徴
収穫時期 3月から8月にかけて好みの味の時期に収穫できるが、4月~6月に収穫されることが多い。5月くらいまでは果汁が多く酸味・甘みが強い。熟成させるとさっぱりとした味わいになる
食べ方 皮は厚いが柔らかいので、手でむくことができる。食べにくい場合は、グレープフルーツのように半分に切りスプーンですくって食べる。冷やして食べると美味しい。

関連項目

文旦
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