みかんのことがよく分かる!みかん辞典

南津海

読み方 ナツミ

概要(分類・生い立ち・産地など)

柑橘の一種。カラマンダリンに吉浦ポンカンを交配。
1977年に山口県大島郡周防大島町の山本弘三氏が育成した。

産地
愛媛県(31%)
和歌山県(29%)
広島県(12%)
栽培面積 101ha
出荷量 650t
(農林水産省 平成24年産特産果樹生産動態等調査)

解説

南津海は商標登録されている名前で、品種登録はされていない。「夏(初夏)に食べれるみかん」=「なつみ」という名前がつけられ、大島から見える海のイメージの漢字があてられた。

最初は果皮が色づいた秋から冬は酸味が強く注目されなかったが、その後5月頃に食べると非常に味がよく注目されるようになった。また市場に柑橘類が少ない時期に出荷できることもあり、生産が広まっている。ハウス栽培のみかんと同時期だが、南津海は露地栽培できるため、省エネ・低コストであることも注目されている。

5月に花が咲き、その後約1年かけて完熟する。長く樹になっているため栽培の問題点がいくつかあり、冬をまたぐので寒波の際は危険があること、鳥の恰好のエサとなってしまうこと、カイヨウ病にやや弱いことなどがあげられる。しかし、栽培するにあたり他の柑橘と作業時期がずれるため、労働の分散化ができるメリットもある。

特徴

大きさ・形 温外観は温州みかんに似ている。扁球
重さ 100g~180g
表面の色 濃橙色
平均糖度 13~14度
 甘味と程よい酸味のバランスが良い
収穫時期 5~7月頃
食べ方 果皮は手で剥け、じょうのう膜も薄くそのまま食べることができる。旬が初夏から夏にかけてなので冷やして食べるとよい。

関連項目

カラマンダリン
ポンカン
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