みかんのことがよく分かる!みかん辞典

津之輝

読み方 ツノカガヤキ

概要(分類・生い立ち・産地など)

柑橘の一種で、紅姫(ベニヒメ)と呼ばれるものもある。
清見温州みかん(興津早生No14)を交配させたものに、アンコールを交配。
1984年、果樹試験場口之津支場(現・果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)において育成された。2009年に品種登録された新しい品種。

産地
長崎県(57%)
佐賀県(43%)
栽培面積 6ha
出荷量 103t
(農林水産省 平成24年産特産果樹生産動態等調査)

解説

比較的新しい品種のため生産量が少ないが、味がよく食べやすいので人気が予想される。す上がりの可能性も低い。今は九州地方の生産が中心だが、温州みかんの生産地で栽培が進んでいるので増加傾向といえるだろう。各地有望な品種として注目が集まっている。
JAさがでは「紅姫」という独自ブランドとして命名。

露地栽培もおこなわれるが、比較的施設栽培(ハウス栽培)に適した品種である。施設栽培の際にはへそ果(果頂部のへそのところが突起しているもの)が発生しやすい。摘果の際には果頂部が突起したものを優先して摘果する。施設栽培のほうが果実が大きくなる傾向がある。

特徴

大きさ・形 やや扁平
重さ 150g~250g
表面の色 濃橙色でやや赤みがある
平均糖度 13度
 果肉の食感がよく、果汁も多い。甘みが強く適度な酸味もあり濃厚
収穫時期 1~2月
食べ方 皮は薄くむきやすく、中の袋(じょうのう)もやわらかいので、食べやすい。

関連項目

 清見
 温州みかん
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