みかんのことがよく分かる!みかん辞典

切り上げ剪定

読み方 キリアゲセンテイ

概要

上に伸びる勢いの強い枝・徒長枝を残し、横や下に伸びる枝を切る剪定方法。道法正徳氏(ペンネーム川田健次)の著書「高糖度・連産のミカンつくり~切り上げせん定とナギナタガヤ草生栽培」が有名。

解説

徒長枝(トチョウシ)とは、樹木の幹・太い枝から上にまっすぐ伸びる長く太い枝で、一般的には徒長枝は養分の浪費を抑えるために剪定の際に切り落とすべきとされている。この剪定方法は、オーキシンとサイトカイニンという植物ホルモンを活性化させるという。サイトカイニンは残された上に伸びた枝の先から切り口のキズを直そうと活性化し、残された枝に花が増える。オーキシンも果実のほうに流れ高糖度となる。植物ホルモンが活性化したみかんの木は、根っこもはり植物本来の能力を引出しその結果、無肥料・無農薬でも高糖度のみかんが生産でき、さらに隔年結果をなくすという。

切り上げ剪定はみかん以外の果樹や作物にも適応することができる。
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