みかんのことがよく分かる!みかん辞典

す上がり

読み方 スアガリ
漢字では「鬆上がり」

解説

柑橘類の果実の水分が少なくなり、砂じょうが米粒のようにパサパサになること。根菜類にみられる「ス」と似ているためそう呼ばれるようになったといわれる。症状が進むと柑橘の商品価値が下がる。

症状により「粒化症」と「砂じょう乾燥症」がある。
「粒化症」は、果実が成熟していく間に、果肉が異常代謝をお越し、果肉の砂じょうの表皮組織が厚く硬化し、次第に白くなり果汁が減って粒のようになる。
「砂じょう乾燥症」は、凍結によるす上がりや、原因は明確になっていないが砂じょうが正常な大きさにならず細くなったり扁平になってじょうのうないに隙間ができて果汁が蒸散する症状。

す上がりを防止には以下のことが考えられる。
・木に果実を長くならしすぎない。成熟度を把握し、収穫時期を遅らせない。また収穫後の貯蔵も長くならないように注意する。特にポンカン、三宝柑、甘夏(ナツダイダイ)などで発生しやすいので注意する。
・凍結しないように気象環境を把握。必要があれば防風垣をつくり、すそ枝が密接していると冷気がたまることがあるので、冷気流を停滞させないようにする。寒波が来る前に可能であれば収穫し、貯蔵の際にも保管温度には十分気をつける。

凍結によるす上がりの場合は苦みができることがある。
台風などの落葉です上がりがは発生することがあるといわれるが、明確にはわからない。
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